研究

進行中のプロジェクト

コンディショニング管理ツールの効果的な利用法に関する研究

アスリートが毎日体調(コンディショニング)をスマホで入力することにより、コーチ・トレーナー陣が選手全員の体調管理を詳細にチェックするとともに、自らがコンディショニングを整えることを目的として作られた「One-Tap Sports」の利活用の研究開発です。
One-Tap Sportsは株式会社ユーフォリアによって開発され、ラグビー日本代表をはじめ、既に多くのアスリートやチームに使用されています。
その利活用の方法について、一般住民における健康維持のためへの展開も含めて今後研究を行います。

アスリートのコンディション管理とパフォーマンスの関係
〜One Tap Sports システムを活用して〜

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スポーツチームの組織マネジメントツール開発と
その利用法に関する研究

これは、アトラエ社が開発した「wevox」という組織診断ツールを応用し、スポーツチームの組織改善に役立てるための研究です。
一人ひとりがアンケートに回答することにより、組織の強みや弱みをスコア化し、その結果を元にチーム力の強化につなげるもので、ツールの妥当性の評価と活用法の研究を今後も行います。

動画分析アプリを用いた
青山学院大学スポーツキャリアプログラム(AGU-SCP)の事例

AGUSCPでは新しいスポーツのあり方を模索する中で、一般にも利用しうるアプリを教育の現場で使用し、評価研究を行うことを主眼の一つとしています。

2021年度のスポーツキャリアプログラム演習においては、SPLYZAという動画分析アプリを用いた演習を行いました。

SPLYZA社が開発したSPLYZA Teamsは動画をチームの仲間たちとクラウド上で共有し、アプリを通じて動画の内容を編集、タグ付けやコメントを書き込むことにより分析、討議することができるものです。

本アプリを使用して、競技パフォーマンスを高めるためのトレーニング方法と、外傷予防のためのトレーニング方法を考えることを目的とした演習をそれぞれ行いました。

前者の演習はオンライン、後者は対面で行いましたが、学生は、いずれも短時間の操作方法の説明により、アプリの機能を理解し、使いこなすことができ、本アプリの使用により、競技中の様々な動きを可視化し、それを共有することで、グループでの討議を円滑、活発にすることが可能になりました。

本アプリの使用は競技能力を高めるだけでなく、グループワークを効率よく、また、活発化するためにも有効であると考えられました。

今後は本アプリの新たな使用法やさらに必要な機能を学生に検討させることにより教育と研究との連動を図っていきたいと考えます。

SPLYZA Motionのアプリ上画面例

健康スポーツキャリア演習B実施風景

※本ウェブサイトの内容は2024年9月現在の情報です。