主に体育会学生を対象に、2015年度に開設したスポーツキャリアプログラム（AGU-SCP）。アスリートの経験を活かしつつ、データ分析能力とコミュニケーション能力を身につけることで、社会で活躍できる人材を養成することを目的とする。そのコンセプト、プログラム概要についてまとめた。

開始から四年が経過し、演習により論理的思考やコミュニケーション能力などを兼ね備えたアスリートの育成という当初の目的に合致した成果が挙げられてきた。その成果と課題について報告する。

本教育プログラムは、「教育・研究・社会連携」の三位一体化が不可欠である。その社会連携活動の一環として「青トレコンディショニング」イベントを実施し一定の成果を挙げてきた。「プラットホーム」となったこの活動の概要と成果を報告する。

今年度は、新型コロナ禍の影響により，一部の演習科目を除き，オンラインでの実施を 余儀なくされ対面でのグループワークが不可能になった．オンライン環境という限定された条件下で行った演習の概要を紹介し、その成果と課題を報告する。

本プログラムでは新しいスポーツのあり方を模索する中で，一般にも利用しうるアプリを教育の現場で使用し，評価研究を行うことを主眼の一つとしている。今年度は、SPLYZA という動画分析アプリを用いた演習を行った。その報告を行う。

本プログラムは、データの活用とそれに基づく論理的思考を身に着けることを目標の一つとしている。今年度は、近年就職試験時に利用されることも多い適性検査を用いて、体育会活動における競技力向上やチームマネジメントに活用できるかどうかを検討した。